『Garantido(ガランチード)−生きた証−』 2010年2月19日(金)〜28日(日)東京芸術劇場中ホール

人は何のために群れを作るのか? 仲間とは何か? 祖国とは? そして日本人として生きるということは。

ある劇団が、創立者である前主宰者の追悼公演に向けて、後任の吉村を中心に合宿稽古を始めた。
選ばれた作品は、ブラジルに生きた日系人たちの苦闘を描いた物語、『Garantido(ガランチード)』
その合宿に客演として呼ばれた紀元は、劇団員たちとの共同生活を送るなかで、仲間という言葉に疑問を持ち始める。無目的に流される者、或いは自分の利益だけを心配する者…。そんなメンバーたちが、はたして仲間と言えるのか?
劇団を、仲間を愛しながら、それゆえの激しいアンチテーゼに苦悩する吉村。
その姿を見ているうちに紀元の脳裏には、太平洋戦争直後のブラジルで、日本人であることに苦しみながらも、日本人であることにあこがれ続けた日系人たちの姿が、生々しく浮かび上がって来る。

人は何のために群れを作るのか? 仲間とは何か? 祖国とは?
そして日本人として生きるこということは。

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2010/02/08
ムービーに島田邦人さんのコメントを掲載いたしました。
2010/02/06
ムービーに上口耕平さんのコメントを掲載いたしました。


出演(50音順)

伊礼 彼方、上口 耕平、川本 昭彦、岸 祐二、坂元 健児、島田 邦人、
樹里 咲穂、西村 直人、畠中 洋、平野 亙、吉野 圭吾、良知 真次


公演日程

東京芸術劇場 中ホール

2010年2月19日(金)〜28日(日)

2/19(金) 2/20(土) 2/21(日) 2/22(月) 2/23(火)
13:00 13:00 14:00
19:00 18:00 19:00
2/24(水) 2/25(木) 2/26(金) 2/27(土) 2/28(日)
14:00 14:00 13:00 13:00
19:00 19:00 18:00
主催・企画製作:TSミュージカルファンデーション

2008年度、紀伊國屋演劇賞 個人賞(演出・振付)、読売演劇賞 最優秀スタッフ賞(振付)を受賞し、オリジナル・ミュージカル創造の分野で高い評価を受ける謝 珠栄。
待望の新作公演は、2003年に上演し人気を博した「砂の戦士たち」の一部を生かした「Garantido(ガランチード)-生きた証-」。
日系ブラジル移民たちの苦闘と日本の劇団の存続をめぐる葛藤の物語を並走させながら、彼らが求め続けた「生きた証」を描きます。

仲間とは何か、同胞とは、祖国とは。そして日本人として生きるということは何なのか。社会に生きる我々の大きな拠り所でありながら日々の中で当たり前のこととなり、そしてその存在すら忘れてしまっていること。しかしそれは我々が一番必要とし、我々にとって最も深く大切な問いかけです。
中国と日本という二つの国の間にその生を受けた謝が、自らの葛藤の中から生み出された鋭く繊細な切り口をもって描き出し、そして我々の日常に熱く語りかけます。

「Garantido」(ガランチード)

ブラジルの「ジャポネス・ガランチード」という言葉からとっています。
これは直訳するならば「日本人は保証つき」というもので、約束は必ず守る、借りた金は返す、会社でもきちんと役目を果たすといったような、「日系人なら間違いはない」というブラジル社会での暗黙の了解をさす言葉。